【登山に使える】ダウンと中綿の違い!おすすめのインナージャケットもご紹介!

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Cascade Mountain 3.Aug.2022

登山にお勧めできるインナージャケットをご紹介する前に、ダウンと中綿の違いについて簡単に書かせていただきます。

1 ダウンと中綿の違い

箇条書きでまとめてみました。

ダウンとは?
ダウン=羽毛
フェザー=羽根
・ダウンが50パーセント以上のものを「ダウンウェア」と呼ぶ
空気には保温性があり、ダウンは空気を多く持てる
ダウンとフェザーを両方い入れるのは、ダウンのみだとダウンが凝縮し保温性が失われてしまうため、フェザーを少し入れることでほどよい距離を保たせる
・またダウンの距離を保たせ空気の層をつくることで外気を防ぐ
膨らむ分着ぶくれしがち、サイズ感を間違えないように注意
【中綿との違い】
中綿=ポリエステルを使用
防水性があるため水にぬれても安心
・ポリをシート状に詰めるため耐久性も高い
リーズナブル(人工素材のため入手が簡単)(基本的に家で選択OK)
ダウンのイメージ画像

👦どちらかを選ぶ基準として

ダウン:①軽さ②保温性

中綿:①防水性②耐久性③価格④シルエット

をお勧めします。

2 ダウンのフィルパワーとは?

フィルパワーとは?
ダウンの膨らみやすさ
暖かさは、「フィルパワー×ダウンの量」
・フィルパワーがいくら高くてもダウンの量が少なければそこまで暖かくはない
【アウトドアに使えるフィルパワーの目安】
600以上が高品質
600~700・・・街中、3シーズン日帰り登山、小屋泊
700~800・・・冬のキャンプ、残雪期テント泊

800~・・・厳冬期登山全般

あくまで目安です。

ダウンの量との掛け算で暖かさが決まるので、参考程度にお願いします。

簡単にまとめると、街中なら600~700あれば十分です。

山となると、基本3シーズンで日帰り、小屋泊をする人なら600~700、テント泊をする人も気温にもよりますがレイヤリングで調節できると思います。

ちなみに900を超えると価格がグッと高くなります。

登山を考慮するインナージャケットの選び方
登山中にインナージャケットを使うシーンとして、山頂での休憩時、テント泊・小屋泊の防寒用があげられます。
そのため、あまり動かないときに体を冷えさせないように使うアイテムとも言えます。なので、軽さと保温性が強いダウンの方が好まれる印象ですが、仮に休憩中に雨が降った時にはレインウェアを羽織る必要があります。中綿なら水にぬれても保温性は続くのでその点で言えば、強いでしょう。
まとめると、主に登山の休憩時や旅行の移動中など、じっとしているときの防寒用なら、価格はあがっても保温性が高いダウンがお勧めです。ただ、山に限らず街中でも、天候が変わりやすいときに行動着としても着回しするなら防水性と耐久性持つ中綿のほうがお勧めです。

ダウンも中綿も安い買い物ではないので、しっかり目的を決めてから探してみましょう。

特に最近では、中綿でも熱反射や吸湿発熱機能を用いて保温性を高く維持しているアイテムも増えています。要チェックです。

9月中旬の常念岳テント泊
完璧な朝焼けが見れました

3 山にも使えるお勧めのインナージャケット

3-1 【Columbia】Wood Road Insulated Jacket(ウッドロードインシュレイテッドジャケット)(730FP)

ダウンに匹敵する保温性をもつ中綿ジャケット。

フィルパワー730。登山なら春秋のテント泊レベルまでお勧めできます。スタッフバッグ付きなので持ち運びも便利です。

撥水加工により、突然の雨や汚れにも対応します。街中なら、春秋はジャケットとして、冬はインナージャケットとして使える着回しがしやすいアイテムです。

胸ポケットは片手で開け閉めできるよう縦にチャックがつけられており、寒い中でも使用しやすくなっております。

また、こちらはコロンビア独自の「インターチェンジシステム」に対応しており、専用のジャケットと組み合わせて使用することができます。

2023年モデルは税込み25300円です。

随時おすすめのインナージャケットを追加していきます!

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