3.Aug.2022
目次
1 カスケードマウンテンについて
標高2998m、惜しくも3000mに届かない山ですが、あまりにも美しい姿に、一度見たらもう忘れることはできません。
夏も冬も、バンフの象徴は堂々とそこにたっています。
ちなみにcascadeの意味ですが、
①小さな滝 ②連続する滝 であり、科学では連鎖的反応を指すようです。
他の記事でも書かせていただきましたが、このバンフの街はどこからでもカスケードが見えるように区画整理されています。ダウンタウンはもちろん細い路地でも、いつだってカスケードが見えるように設計されているのです。
もともと土木の設計に携わっていた僕からしたら、こんなに歩いていて楽しい街はないと思いました。
街から見たら、一見怖そうな山ですが、登ってみたら結構簡単なトレイルです。
ただ、時間はかかります。
体力さえある人だったら全然登れます。
2 カスケードマウンテンのアクセス
バンフから車で15分、Norquay Lodgeが駐車場です。
そこから徒歩5分ほどで登山口です。
マウントノーキーについて |
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ちなみにバンフから見えるMount Norquayですが、登山というよりスキー場です。 そのためNorquay Lodgeは夏はお休みで、冬になるとゲレンデの休憩所として多くのスキープレイヤーで賑わっています。なので夏はカスケードに登る人のための駐車場です。 |
3 実際のハイキングコースをご紹介!
景色 ★★★★☆ 難易度★★★☆☆ 人気度★★★★☆ お勧め★★★☆☆ | 上り 4時間 標高 2998m 高低差1667m 街から20分 |
3‐1 8:00~10:00 登山口(1330m)→稜線(2130m)
2時間樹林帯です。クマに怯えながら歩いたのを覚えていますが、特に難しいところもなかったです。
樹林帯抜けてすぐ、ライチョウに遭遇しました。可愛い。
3‐2 10:00~12:00 稜線→頂上(2998m)
2時間なだらかな稜線です。急登ではなかったです。
二枚目の奥に移る山が、先ほど紹介させていただいたマウントノーキースキー場です。
カスケードのトレイルは、本当にひたすら長いんです。特に難しいところもなく、忍耐力との勝負です。
ただ登るにつれてバンフの街が姿を現してくるので、そこは面白いです。
個人的にはロッキーらしい地層を間近で見れるのでそこが推しです。
3-3 12:00~12:30 頂上でランチ
僕は8月3日に行きましたが、普通に頂上は肌寒かったです。
一枚上着持っていきましょう。
ここでは、ジャンプをする人が多かったです。きっと標高2998m+ジャンプで3000mに到達するためでしょう。浅はかですね。
でもまあ、一応。
3-4 12:30~16:00 下山
特に下山も何事もなかったです。
ただ、カスケードの稜線を歩いていると、ひときわ高い山があります。
「マウントアシニボイン」です。
マウントアシニボイン |
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標高3618m。「カナダのマッターホルン」と呼ばれています。テント泊で安くいく方法を紹介しておりますので、ぜひご一読ください。 【バンフでテン泊】アシニボインを眺める二泊三日 |
いかかでしたか。
バンフの象徴カスケードマウンテン。
見た目ほど難しい山ではありません。
朝から登れば夕方にはおうちでシャワーを浴びれます。バンフに観光でくる方にもお勧めできます。
カスケードマウンテンを登ったらバンフの街歩きが3倍楽しくなります。
ぜひ行ってみてください!
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